横浜ジャズ100年の幕開けと市歌アレンジの背景
港町として多様な文化を取り入れてきた横浜は、「ジャズの街」としても長い歴史を持っています。1925年に日本で初めてジャズが演奏されたと言われる横浜は、2025年にジャズ生誕100周年を迎えます。この記念すべき節目を祝い、街全体でジャズ文化を盛り上げるための特別企画の第一弾として、市民に最も親しまれている「横浜市歌」のジャズアレンジが生まれました。
単なる記念イベントではなく、街の歴史と文化を音楽を通じて未来へ繋げたいという熱い思いが込められたこの企画は、横浜という街の奥深さを改めて感じさせてくれます。横浜駅や関内駅など、鉄道でのアクセスも便利な市役所周辺は、まさに街の中心。お出かけのきっかけとしても最適です。
吹奏楽編成「横浜市歌 JAZZPRO 2025 Ver.」の魅力
今回ジャズアレンジされた「横浜市歌 JAZZPRO 2025 Ver.」は、吹奏楽編成のために編曲されました。手掛けたのは、実力派アレンジャーの本澤なおゆきさんです。
このアレンジの特筆すべき点は、プロの演奏を聴くだけでなく、私たち自身が演奏できる機会が提供されることです。なんと、アレンジ版の楽譜が7月以降に「横濱 JAZZ PROMENADE」の公式サイトで公開される予定です。横浜市内の中学校や高校の吹奏楽部、アマチュアバンドなど、多くの人がこの新しい市歌を演奏できるようになります。音楽を通じて、より多くの人が横浜のジャズ文化に触れる素敵な機会となるでしょう。
横浜市役所での無料お披露目コンサートへ行こう
注目の「横浜市歌 JAZZPRO 2025 Ver.」は、横浜市役所1階アトリウムで開催される無料コンサートでお披露目されます。
演奏するのは、高い演奏技術を持つ横浜市消防音楽隊。プロフェッショナルな彼らが、このジャズアレンジをどのように奏でるのか期待が高まります。編曲者の本澤なおゆきさんもゲストとして登場し、制作秘話などが聞けるかもしれません。
横浜市役所は、みなとみらい線馬車道駅直結、JR桜木町駅からも徒歩圏内とアクセス抜群です。お昼休みの時間帯に開催されるので、お勤めの方も気軽に立ち寄れますね。観覧無料ですので、どなたでもこの歴史的な瞬間に立ち会うことができます。
- 日時: 2025年7月1日(火)12:15~12:45
- 会場: 横浜市役所 1階アトリウム
- 演奏: 横浜市消防音楽隊
- ゲスト: 本澤なおゆき(本作編曲者)
- 料金: 観覧無料
横浜の新しい音楽の歴史が始まる瞬間に、ぜひ足を運んでみてください。
横浜の音楽文化を未来へ繋ぐ
「横浜ジャズ100年」を記念した今回の市歌ジャズアレンジは、過去を祝うだけでなく、横浜のジャズ文化を未来へ、そして若い世代へと繋げていくための重要な一歩です。楽譜の公開により、多くの市民が演奏に参加できることは、街全体で音楽文化を育む素晴らしい機会となります。
秋に開催される「横濱 JAZZ PROMENADE」本祭に向けて、このジャズ市歌が街の様々な場所で演奏されるようになるかもしれません。音楽が街に活気をもたらす様子を想像するだけでワクワクしますね。
横浜の新たなスタンダードとなる可能性を秘めたジャズ市歌。まずは、7月1日の無料コンサートで、その誕生を祝いに行きましょう。詳しい情報や今後の「横浜ジャズ100年」企画については、「横濱 JAZZ PROMENADE実行委員会のホームページ」で確認できますので、ぜひチェックしてみてください。
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