高まるビジネス現場の「見守り」ニーズ
働き方の多様化や無人店舗、リモートワークの普及に伴い、物理的なセキュリティや状況把握の必要性が増している。一方で、従業員や顧客のプライバシーに配慮しつつ、抑止力や証拠能力を持つ監視システムが求められている。
サンワサプライ CMS-SC10BKの概要
本製品は、サンワサプライが提供するバッテリー内蔵型の小型トレイルカメラである。その名の通り、アウトドアでの利用を想定したトレイルカメラの特性(防水、バッテリー駆動)を持ちつつ、ビジネスや家庭での利用にも適した設計となっている。目立たない小型デザインが特徴である。
ビジネスシーンにおけるCMS-SC10BKの価値・導入メリット
1. 設置場所を選ばない手軽さ
Wi-Fiや電源ケーブルが不要であり、バッテリー駆動のため、コンセントがない場所や配線が難しい場所でも即座に設置可能である。工事不要で設置場所の変更も容易であり、柔軟な運用が可能となる。
2. 効率的な自動記録
人感センサーを搭載しており、人や動物の動きを検知した際にのみ録画を開始する。これにより、無駄な録画を防ぎ、ストレージ容量やバッテリー消費を節約できる。最大120°の広範囲をカバーする。
3. 目立たない夜間監視
940nmの赤外線LEDを採用しており、人間の目にはほとんど見えない光で夜間撮影が可能である。カメラの存在を意識させずに記録を行いたい場合に有効である。
4. 現場での迅速な確認
本体背面に液晶画面と操作ボタンを備えているため、録画された映像をその場で即座に確認できる。PCへの取り込みやアプリ操作の手間なく、状況把握や設置角度の調整が行える。
5. 屋外設置も可能な防水設計
IP65の防水・防塵性能を備えており、軒下など直接雨が当たりにくい場所であれば屋外での設置も可能である。倉庫の入口や資材置き場など、屋外の簡易的な監視にも対応できる。
その他、800万画素の高画質記録、microSDカードへのデータ保存、スタンバイモードによる最大6ヶ月待機などが可能である。
コストパフォーマンスについて
標準価格は31,680円(税抜き 28,800円)である。一般的なネットワークカメラと比較して高価に感じられる可能性もあるが、工事不要、ネットワーク不要、バッテリー駆動という設置の手軽さ、そして人感センサーや不可視夜間撮影といった機能性を考慮すると、特に電源やネットワーク環境の確保が難しい場所での利用においては、導入コストや運用負担の軽減につながり、費用対効果が高いと言える。
購入方法
本製品はサンワサプライの製品ページや直販サイト「サンワダイレクト」にて購入可能である。
- 製品ページ(サンワサプライ):https://www.sanwa.co.jp/product/syohin?code=CMS-SC10BK
- 製品ページ(サンワダイレクト):https://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/CMS-SC10BK
まとめ
サンワサプライのバッテリー内蔵小型トレイルカメラ「CMS-SC10BK」は、その設置の手軽さと隠しやすさから、ビジネスシーンにおける様々な「見守り」ニーズに対応できる製品である。オフィス、店舗、倉庫、無人受付、共有スペースなど、目立たずに状況を把握したい場所や、電源・ネットワーク環境がない場所でのセキュリティ対策や状況証拠記録ツールとして検討する価値がある。
]]>