「ちょっと難解そうだけど、なんだかすごく惹かれる…」そんな舞台のニュースが飛び込んできました。ラテンアメリカ文学の傑作として名高いフアン・ルルフォの『ペドロ・パラモ』が、なんと世界で初めて人形劇になるというんです。しかも声の出演には、あのマルチクリエイター、いとうせいこうさん。これは演劇ファンならずとも気になってしまいますよね?

なぜ今、この傑作が人形劇で蘇るのか
原作の『ペドロ・パラモ』は、1955年にメキシコで発表された小説です。生者と死者が同じ世界に存在し、時間も場所も自由に行き来する、いわゆる「マジックリアリズム」の先駆けとなった作品として知られています。
正直、読むだけでも難解なこの物語を、どうやって舞台にするのか。注目したいのは、まさにそこを「人形劇」という手法で表現する点です。人間の役者だと生々しくなりすぎる死者のささやきや、過去と現在が入り混じる幻想的な雰囲気を、あえて人形で表現する。これこそが、原作の持つ独特の世界観を視覚化するのに最適なアプローチなのかもしれません。観客は断片的な物語を繋ぎ合わせながら、自分自身の頭で物語の真実を解き明かしていく、そんな思索に満ちた観劇体験が待っていそうです。
いとうせいこう氏が声で織りなす幻想世界
この挑戦的な舞台で、声の出演として参加するのが、作家、クリエイター、ラッパーなど多様な顔を持ついとうせいこうさんです。彼の知的で深みのある声が、この複雑な物語にどんな命を吹き込むのか、想像するだけでワクワクしますよね。

さらに、公演期間中にはいとうせいこうさんが登壇するアフタートークも予定されています。作品を観た直後に、ご本人の口から創作の裏側を聞けるなんて、これはかなり貴重な機会ではないでしょうか。アフタートークが開催されるのは以下の2回です。
- 3月5日(木)15:00
- 3月8日(日)11:00
この回はチケットの争奪戦になるかもしれませんので、気になる方は早めのチェックがおすすめです。
池袋シアターグリーンでの特別な観劇体験
公演は2026年3月、池袋のシアターグリーン BIG TREE THEATERにて上演されます。チケットはすでに発売中です。

公演概要 – 公演名: 人形劇「ペドロ・パラモ」 – 公演期間: 2026年3月4日 (水) 〜 3月8日 (日) – 会場: シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都豊島区南池袋2-20-4) – 上演時間: 約80分予定
チケット料金(税込・全席指定) – 一般: 4,500円 – U25(25歳以下): 3,000円 – 学生: 2,000円
チケットサイト「カンフェティ」では、全券種上記価格より500円割引になる限定割引を実施中とのこと。これは嬉しいポイントですね。特に若い世代が観劇しやすい価格設定になっているのが素晴らしいと感じます。会場のシアターグリーン BIG TREE THEATERへは、池袋駅地下通路20a出口より徒歩約3分、東口より地上路で徒歩約8分と、アクセスも良好です。
新しい芸術体験を求めて劇場へ
文学ファンはもちろん、少し変わった、新しい観劇体験を求めている人にも強くおすすめしたい今回の舞台。個人的にも、あの幻想的な世界が人形たちの手によってどう立ち上がってくるのか、今から楽しみでなりません。
この機会に、池袋まで足を運んで、世界初の試みとなる人形劇『ペドロ・パラモ』の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。詳細は公式サイトやチケット販売ページでぜひ確認してみてください。
