名古屋で伝統と未来が交錯!「ODORIBA」で出会う新たな都市の魅力

<![CDATA[

週末の過ごし方にマンネリを感じていませんか?この秋、名古屋の街に期間限定で現れる「ODORIBA(踊り庭)」は、伝統と現代、食とアートが融合する「文化の実験区」です。青空狂言や音楽ライブ、個性豊かなマーケット、怪談トーク、ARスタンプラリーまで、あなたの好奇心を刺激する要素が満載ですよ。

「都市を、耕す。あいだで、遊ぶ。」というコンセプトのもと、私たちの日常に潜む「スキマ」に新しい文化が芽吹く「実験区」を作り出すというこのイベントは、単なる催し物の枠を超えた深い魅力を持っています。名古屋の街が、この秋、どんな新たな顔を見せてくれるのか、その全貌を深掘りしていきましょう。

名古屋の街に生まれる「文化の庭」:日常に新たな発見を


「ODORIBA」は、名古屋の文化の祭典「やっとかめ文化祭 DOORS」から生まれた、まさに「これからの文化のかたちを想像し、新しい世代の場づくりを目指すテンポラリーな実験区」です。都市のあらゆる「あいだ」、つまり人々の日常のなかに、文化が生まれる「庭」を作り出そうという、とても詩的で素敵なコンセプトが背景にあります。

名古屋は古くから東西の文化を受け止め、融合させながら独自の伝統を築いてきた「芸どころ・旅どころ」として知られています。この「ODORIBA」は、その奥深い文化の土壌を活かしつつ、さらに新しい文化の息吹を吹き込もうという試み。伝統芸能から現代アート、地域に根ざした食まで、多種多様なコンテンツが有機的に配置され、訪れる人々に新しい視点と体験を提供してくれます。

栄で出会う、伝統と革新のパフォーマンス


メイン会場となる栄のSLOW ART CENTER NAGOYAでは、「PERFORMANCE」「MARKET」「SCHOOL」の3つの要素が融合した空間が私たちを待っています。ここでは、名古屋の伝統と現代が織りなす多彩な体験ができますよ。

青空の下で楽しむ600年の喜劇「狂言」


名古屋は実は「狂言のまち」として知られています。600年以上の歴史を持つ日本の伝統芸能である狂言は、庶民の日常をユーモラスに描いた喜劇。そんな歴史ある狂言を、開放的な青空の下で体験できるのは貴重な機会です。演目は「仏師(ぶっし)」。秋風がそよぐ中、都市の喧騒から少し離れた場所で、時を超えた笑いが生まれる瞬間をぜひお楽しみください。

  • 日時: 11/1(土)16:00〜16:30
  • 出演: 井上松次郎、井上蒼大
  • 演目: 「仏師(ぶっし)」

今を彩るオルタナティブサウンドの音楽ライブ


伝統芸能の後は、現代の音楽が空間を彩ります。オルタナティブポップユニット「朔(SAKU)」と、SoulflexのKenTによるソロプロジェクト「HALLEY」が登場。モデルとしても活躍する「朔(SAKU)」のVo.樋口可弥子さんの表現力や、活動エリアを広げている「HALLEY」の生み出すグルーヴは必聴です。

  • 朔(SAKU) : 10/31(金)19:30〜
  • HALLEY: 11/1(土)14:00〜

五感を刺激する名古屋の食と文化の交差点


「ODORIBA」のMARKETでは、「野良茶」「野良バー」「市庭」という3つのユニークなテーマで、食を通じたコミュニケーション空間が広がります。

  • 野良茶: 作法にとらわれない、新しいお茶の楽しみ方を提案。宇治抹茶や伊勢茶、全国を飛び回るチャイ職人のお茶が楽しめます。
  • 野良バー: 名古屋の個性的な飲食店が集結し、創作料理、パン、ワイン、日本酒などを提供。日常の「食」が「宴」へと昇華する場です。
  • 市庭(いちば): 「農」と「本」を組み合わせ、都市生活の中で個々人の文化を再発見する空間。南知多町の農業ユニット「とるたべる」や三重県菰野町のオーガニック農園「AINA FARM」が出店し、店舗を持たない架空の本屋「美鶴堂」が選書とZINEをリリースします。また、七輪陶芸ワークショップでオリジナルカップを作る体験もできますよ。

“都市を耕す人”による学びの場


建築設計や都市の空間づくりに携わる井上岳さんをゲストに迎えたクロストークでは、私たちが暮らす街の歴史や未来、文化が生まれるヒントを見つける貴重な機会となるでしょう。都市を見る視点や、クリエイティブな思考を刺激してくれるはずです。

  • ゲスト: 井上岳(GROUP共同主宰)
  • 事前申込み: Peatixから

納屋橋で感じる、都市のミステリーと未来の息吹


栄会場とは一味違う体験ができるのが、納屋橋エリアでの「ODORIBA – floating -」です。ここでは、2025年度末に運行開始予定のSRT(Smart Roadway Transit)という新しい公共交通機関と連携した企画が展開されます。

秋の夜長にゾクっと!怪談トーク


納屋橋エリアでは、なんと「怪談トーク」が開催されます。「おばけ座」の怪談師と「あいち妖怪保存会」の島田尚幸さんが、地域に根付いた妖怪の話や不思議な怪談を披露。お酒を片手に、秋の夜長にぴったりのゾクっとする文化体験はいかがでしょうか。

  • 日時: 10/24(金)17:00~21:00
  • 会場: 納屋橋TWILO(名古屋市中村区名駅南1-1-17 高山額縁店1F)

DJと賑わう納屋橋の「宴」


納屋橋でも、栄と同様に「野良バー」や「市庭」が登場します。岐阜の酒屋「玉木酒店」、名古屋のクラフトビール「Y.MARKET BREWING」など、こちらにも個性豊かなお店が出店。さらにDJによる音楽が加わり、お祭りのような賑やかな空間が創出されます。同日には「なやばし夜イチ」も開催されますので、はしごして納屋橋エリアを思う存分楽しんでくださいね。

  • 日時: 10/24(金)17:00~21:00
  • 会場: 納屋橋(シャムズガーデン)

地下鉄でアクセス抜群!名古屋の街を巡る新しい旅


「ODORIBA」のメイン会場である栄のSLOW ART CENTER NAGOYAは、地下鉄セントラルパーク10B出口を出てすぐという、非常にアクセスしやすい場所にあります。名古屋駅から地下鉄東山線で栄駅まで向かえば、乗り換えなしでスムーズに到着できますよ。仕事帰りや週末のお出かけにも気軽に立ち寄れるのが嬉しいポイントです。

未来のSRTを先取り!ARスタンプラリーで街歩きをさらに楽しく


納屋橋エリアでは、2025年度末に運行開始予定の次世代公共交通機関SRTの未来感を先取りできるARスタンプラリーが開催されます。SRTの主要ルートである広小路通を中心に、まちを回遊してARでスポットを巡るのは、まさに「都市を遊ぶ」感覚です。

スタンプを6個集めると、なんとSRT一日乗車券がプレゼントされます(先着20名)。スタンプ1個から参加賞がもらえるとのことなので、ぜひ挑戦して、未来の名古屋の街を巡る日が楽しみになる体験をしてみてください。

  • ARスタンプラリー開催期間: 2025年10月24日(金)-11月1日(土)
  • スタンプスポット: 納屋橋TWILO、納屋橋(シャムズガーデン)、CARAVAN、電気文化会館(KANNON COFFEE)、UPTOWNやまびこ、栄交差点 街灯、SLOW ART CENTER NAGOYA、オアシス21

日常を彩る特別な体験へ、名古屋の「ODORIBA」で新しい「庭」を見つけませんか?

いかがでしたか?狂言と音楽、美味しい食と飲み物、そして未来の都市を想像させる学びと体験。名古屋の街がまるごと「文化の庭」となる「ODORIBA」は、まさに五感を刺激し、私たちの日常に新しい視点をもたらしてくれるでしょう。

このイベントは、単に消費するだけの体験ではありません。それぞれのコンテンツが持つ背景や、それらが都市空間で交錯することで生まれる新しい価値を、肌で感じることができます。あなたにとっての「文化の実験」は、一体どんなものになるでしょうか?

ぜひこの機会に、名古屋・栄と納屋橋に足を運び、あなただけの「ODORIBA」を見つけてみませんか?きっと、いつもの街が全く違う、魅力的な顔を見せてくれるはずです。

  • メイン会場「ODORIBA」@SLOW ART CENTER NAGOYA: 10/31(金)16:00〜21:00、11/1(土)11:00〜18:00
  • SRT連携企画「ODORIBA – floating -」@納屋橋エリア: 10/24(金)17:00~21:00
  • 最新情報は公式Instagramで: @odoriba

]]>