「気分で選ぶ作業空間」大阪に誕生した無人カフェ「Qderセルフカフェ」が提供する新しい働き方

リモートワークや学習の場所選びに頭を悩ませるビジネスパーソンは少なくない。従来のカフェでは長時間の利用が難しく、集中力を維持するための環境を見つけることは容易ではなかった。そのような課題に対し、大阪・守口市に新たなソリューションを提供する無人カフェ「Qderセルフカフェ」が誕生した。

柔軟な働き方を支える新しい空間の需要

現代社会において、働き方や学習スタイルは多様化の一途を辿っている。特にリモートワークの普及に伴い、自宅以外の集中できる作業スペースや、気分転換を図れるリラックス空間への需要は高まっている。しかし、既存のカフェでは長時間の滞在がしづらく、コワーキングスペースは固定費がかかる場合が多いなど、利用者のニーズに完全に合致する場所は限られていた。このような背景から、フレキシブルかつ快適に利用できる新しいタイプの作業空間が求められているのである。

気分に合わせて選べる3つのテーマ空間

2025年12月21日にオープンした「Qderセルフカフェ 守口店」は、日本初となる「テーマが選べる」無人カフェとして注目を集めている。店内には「ビジネス風」「キャンプ風(自然)」「昭和風(レトロ)」の3つの異なるテーマ空間が用意されており、利用者はその日の気分や作業内容に応じて最適な環境を選択可能である。 ビジネス風の空間は集中力を高めたいオンライン会議や業務に、キャンプ風はリラックスした読書や長時間の作業に、そして昭和風はアイデア出しなど肩の力を抜きたい時に適している。この多様な選択肢が、単調になりがちなリモートワークに新たな刺激をもたらす。

カフェの店内 レトロな雰囲気のカフェ店内

1ドリンクで時間無制限の利用価値

「Qderセルフカフェ」のもう一つの大きな特徴は、ドリンクを1杯購入するだけで時間無制限で利用できる点である。24時間営業のため、早朝や深夜といった時間帯でも自分のペースで作業を進めることが可能だ。高速Wi-Fiと電源が全席に完備されており、会員登録不要、完全キャッシュレス決済という手軽さも、ビジネスパーソンにとって大きなメリットである。無人運営であるため、周囲を気にすることなく自身の業務や学習に没頭できる環境が提供されている。

地域に広がる新しいワークプレイスの展望

「Qderセルフカフェ 守口店」は守口市駅から徒歩圏内という利便性の高い立地に位置している。すでに2025年1月には針中野駅前店もオープンしており、地域における新たな作業拠点としての役割を担い始めている。今後は大阪府内だけでなく、全国への展開も計画されており、より多くの人々がこのユニークなカフェを利用できるようになる見込みである。これは、従来のオフィスやカフェの枠を超え、個人の生産性向上とウェルビーイングを両立させる新しいワークプレイスの可能性を示唆している。

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