平和への願いを音楽で – 被爆80年の広島で開催
「広島じゃズ」は、広島で開催されるジャズフェス「広島ジャズ」と、私たち広島人という意味の「広島じゃ’s」という、二つの意味が込められたユニークなイベント名です。「この音楽の祭典を、“自分たちのお祭り”だと思えるイベントにしたい」という、地元愛あふれるコンセプトのもと開催されます。特に2025年は被爆80年という節目の年であり、音楽を通じて平和への願いを発信する重要な機会となります。ロゴデザインも広島出身のデザイナーが手掛けるなど、細部にまで「広島じゃ’s」の想いが宿っています。
MONGOL800キヨサク氏出演決定!ジャンルを超えたコラボも
今年の「広島じゃズ」で最も注目を集めているのが、MONGOL800のヴォーカル、キヨサク氏の出演決定です。「小さな恋のうた」など、多くの人に愛される名曲を生み出してきた彼の歌声が、広島の街に響き渡ります。沖縄出身の彼が、被爆80年の節目に広島で歌うことは、単なるライブ出演以上の大きな意味を感じさせます。2015年には平和への思いを込めた楽曲も発表されており、彼の音楽と平和への向き合い方が伝わってきます。
さらに、実行委員長であり世界的なジャズピアニストの大林武司氏とのジャンルを超えたコラボレーションも予定されています。ジャズの自由な精神に乗せて、被爆地広島から発信される平和のメッセージが、どのような音楽として届けられるのか、期待が高まります。もちろん、他にも国内外から素晴らしいアーティストが出演予定ですので、今後の発表にも注目です。
JR広島駅直結も会場に!街全体で楽しむ音楽フェス
昨年の会場であるひろしまゲートパークに加え、今回はなんとJR広島駅の新駅ビル「minamoa(ミナモア)」でも開催が決定しました! 街の中心部と広島の玄関口である駅ビルという2拠点開催は、「広島を音楽と笑顔であふれる街へ」というコンセプトをより広範囲に実現します。広島駅に降り立った瞬間から音楽の気配を感じられるのは素敵ですね。街歩きをしながら、あちこちから聴こえる音楽に足を止める、そんな特別な週末になりそうです。
「JAZZになじみのない方も老若男女集まって楽しめる」ことを目指しており、ジャズに限らず様々なジャンルの音楽が届けられます。普段特定のジャンルしか聴かない方も、きっと新たな「好き」に出会えるはずです。
イベントを支える地元出身キュレーターの情熱
このイベントの質を高めているのが、広島出身の豪華なキュレーター陣です。実行委員長は、グラミー賞受賞アーティストとの活動経験や世界30カ国以上での演奏経験を持つジャズピアニスト、大林武司氏。MISIAのバンドマスターも務めるなど、多岐にわたる活動をされています。彼が招聘するミュージシャンは、ハイクオリティーでユニークな顔ぶれとなるでしょう。
エバンジェリストは、広島出身のサクソフォーン奏者、大瀬戸嵩氏(大瀬戸千嶋)。昨年このイベントを見て感銘を受け、継続への想いを強くされたそうです。今回は出演だけでなく、実行委員としてイベントPRや地元音楽家との共演企画にも携わるなど、「広島じゃ’s」を体現する存在です。
お二方とも、広島への熱い想いと音楽への深い愛情を持った方々です。「焼け野原となった80年前から悲しみを乗り越え、平和であるからこそ集い、奏で、感動の輪が生まれる。」(大瀬戸氏)という言葉からも、このイベントにかける情熱が伝わってきますね。
これが無料!?誰もが気軽に楽しめる最高の体験
これだけの豪華アーティストが集まり、街中の素晴らしいロケーションで開催されるにも関わらず、なんと入場無料です! 音楽に普段触れる機会が少ない方でも、気軽に立ち寄って一流の音楽に触れることができます。家族や友人とふらっと立ち寄って、ピクニック気分で楽しむことも。これはまさにプライスレスな体験と言えるでしょう。
開催概要と公式サイト
- タイトル: 広島ホームテレビ開局55周年記念「広島じゃズ~Peace & Music~ 2025」
- 日時: 2025年10月18日(土)、19日(日)
- 会場: ひろしまゲートパーク(広島市中区基町5−25)/広島駅ビルminamoa(広島市南区松原町2−37)
- 料金: 入場無料!
- 主催: 広島じゃズ~Peace & Music~ 実行委員会
- 問い合わせ: 広島じゃズ実行委員会 082-221-7116(平日10:00~17:00)
今後のアーティスト発表や詳細情報は、公式サイトをぜひチェックしてくださいね!
公式サイト:https://hiroshimajazz.jp/
2025年の秋は、広島の街で心地よい音楽と平和な雰囲気に浸ってみませんか?
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